■ドラッグメガホンマフラー用ステー
このマフラーステーは、GSX1150EFのエンジンがベースのドラッグレーサーのマフラーステーを車体に合わせて作り直すという、ショップ様のご依頼で製作したモノです。
材質はアルミ材料の「5052」にて製作してあり加工がしやすく溶接性もイイ材質です。材質&厚みの選択・型取り・切り出し・曲げ・溶接と全ての段取りを頭の中で描きながら作業を進めて行くのですが、あまり慣れていない頃は曲げ加工を逆にしてしまった事も(汗)・・・。
このようなステーの製作・溶接は、とにかく母材とのクリアランスをなくすようにする事も大事です。
画像のモノは母材がメガホン状なので、ステー側につけるR(アール)はちょっと難しいですがアルミ溶接は特にすき間は命取りです。溶接はキレイに見えても溶接ビートの見えない部分にクラックが入っている事もあるので、すき間は無いように加工してしっかりと奥まで溶け込ませる溶接が必要です